なんだか電池交換マニアになってきた。

引き出しの奥から完全に忘れ去られていた
セイコーSPOONという腕時計が出てきた。
スプーンの電池交換
忘れ去られていたので
当然電池切れ

早速、裏ぶたを開けて電池を
確認するとまたも所有していない
型番電池。(CR2025)


迷わず、ヤマダ電機でボタン電池を購入して
交換作業に入る。

アッサリと作業は終わり完成・・
・・・と思ったが、気になることが。

ピッとかアラームの音が鳴らない
何か間違っているのか??


もう一度裏ぶたを開けて確認するが問題無さそう。
再度、裏ぶたを閉めると警告音のような音がする・・。
ヤバい。
もう一度開ける。

・・あっ。交換時に外した極小バネを入れた穴の位置が
違うのか

半信半疑ながらも位置を変えて裏ぶたを閉めると
警告音はしない。
チェック開始。

ヤッタ。アラームもバックライトも正常に復活
でも、この時計を俺は使うのだろうか?

朝のTV番組で、俺の田舎の島に近い広島の島の
どんな時計でも直す時計屋さんが紹介されていた。

そのおじいさんは古い時計でもイギリス時計でも
イタリア時計でも直してくれるらしい。
高級時計で修理不可のものまで。
凄く細かい作業だ。
なのに、格安で。

これを見て、俺の亡き祖父を思い出した。
島の人達が壊れた時計を祖父のところに持ってきて
直していた。俺と違って、丁寧な作業で
しかも、全て無料でやっていたらしい。


俺は祖父にギターの改造やちょっとした修理は
やって貰ったりした。
その血が流れているのは間違いないが
祖父はやたらと丁寧な仕事内容だった。
俺は雑
この雑さは父譲りである。
家族って面白いものだ