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突然、数年前の事で思い出した事がある

香典祖父の法事で田舎に帰った時の出来事。

法事での香典は、母親が家の中で
管理していた。

現実的な話になるけど、法事も終わり
法事にかかった費用を支払う段階になり
母親が管理していた香典のお金を
チェックすると・・・・

なんと1万円札の束と5千円札の束のみ
見事になくなっていた。

千円札束と小銭はそのまんま。

話としては良く聞くが、まさか実家で起きるとは・・・

盗まれたタイミングは家族で墓参りにいった時のみ。
田舎らしく鍵はかけていなかった。
しかし、俺の財布などはバッグの中にあるのに
触った形跡もない。

ここがプロの仕業では無さそうだ。

その後、島の駐在さんに連絡


ところが、ここからが田舎でしかあり得ない話。

駐在の警官が言うには
「盗んだ内容からして、法事に来た身内しかあり得ないので
もし、もちろん事件にしたら指紋をとったりして完全に調べて
逮捕する事になります。
でもその結果、この家が身内をうったみたいな形になって
しまうかもしれません・・・・」的な内容。

田舎に生きる父母は事件にしなかった。
都会では絶対あり得ない話。

俺なら絶対事件にする

まだまだ都会に住んでいたら信じられない出来事が
田舎では多々あります。


あれ以降、出かける時は実家も必ず鍵をかけるようになりました
そして、また来年法事があるらしい。


ところで、法事の場合も香典で良かったっけ